人間より視力が長けている動物が多いことは有名ですが、その代表選手が鳥類です。
地上の獲物を狩るワシ(鷲)やタカ(鷹)の視力は人間と比べて6~8倍あり、地上の動物を簡単に見つけて捕えます。
そんな鳥類の中でも、ダチョウは世界一視力のいい鳥です。
もっというと鳥類だけでなく、動物界の中で世界一視力のいい動物なのです!
わたしたち人間が行う視力検査の数値でいうと、な、なんと「 推定25! 」
40m先を歩いているアリもよく見え、5km先の動物まで見えると言われています。
なぜなら、鳥類の視細胞は150万個ほどあり(人間は20万個)、視細胞が多いのでわたし達人間には見えない紫外線まで認識できるそうです。
視野も300度を超えるので、広範囲を遠くまでハッキリと見ることができるんですね。
ダチョウが見ている世界は、とても鮮やかでカラフルである可能性が高いのです。