ダチョウの羽根を見たことありますか?
ダチョウの羽根をよく見るとたくさんの細かい羽毛でできており、とても軽くてしなやかで柔らかいのが特徴的です。
古代エジプトにさかのぼると、「 真実と平等の象徴 」としてエジプト神話の神々やファラオの装飾品に用いられてきました。ヨーロッパやアメリカでも、クジャクの羽根とともに 装飾品 として利用されています。
また、イングランドのエドワード黒太子が ダチョウの羽根3本を紋章(フェザーマーク)としたことから、現在もプリンスの象徴、ヘラルディック・バッジに用いられています。
もっと身近では、リオのカーニバルで背負っている羽根飾り や 宝塚歌劇団のトップスターが着用するゴージャスな羽飾りもダチョウの羽根が使われていますし、静電気を帯びにくい性質を活かした羽根ボウキも有名です。
細かい羽毛が風でゆらゆら揺れたり、羽根軸が大きくしなる様子が、とても優雅で華やかなのです。
触るとフワフワしていて気持ちいいんですよ。
ご覧になった際はぜひお手に取って、肌触りを試してみて下さいね!